モノ自体に価値なんて無い

こんにちは、ハルカです。

さて。今日は『価値』についてお話していきます。

一般的に「持ち家は資産」だとか、

「ベ〇ツなどの高級車は資産だよね」という認識は少なからずあると思います。

しかし、この答えはハッキリ言ってNOです。

今日は 価値がどこに付随しているのか?

という点で深掘りしていくので、

「お金の使い方が分からない、、、」

とか

「貯金がムダなら何を基準に使っていったらいいの?」

といった疑問を解決することも目的の一つなので

是非、今日の内容が参考になれば嬉しいです。

確かに離婚した家庭などでは資産分与したり、

はたまた持ち家の相続だったりを法的に行いますが、

【資産であるのか】については、全く持って資産とは呼べません。

理由は資産というのは、

価値を生み続けるものだからです

なので、持ち家を手にしても、時間が経つにつれて老朽化は始まり、

10年経てば水道管はガタが来ますし、壁や屋根なども色落ちしたりします。

時間が経てばたつほどメンテナンスが必要になってくるので、

結論、やはり持ち家だろうと高級車であろうと価値を生み続けてくれる対象ではありません。

では、どういったのに価値が高まっていくのか…。

ここからが面白い内容になってくるのですが、、、

あなたが思う“価値が高まる対象”って何だと思いますか?

土地でしょうか?

お金でしょうか?

ブランドものでしょうか?

定期預金?株券?

全て違います。

答えは、【真似できないもの】と私は捉えています。

つまり、パクったり、増産できないものだという事です。

もちろん、真似が出来なくても、そのものに価値があると認める人が居なければ

それも当然資産としては当てはまりません。

ですが、、、

「これは価値がある!」という人がいて、

そのもの自体が世界で一つしかなければ、

それは【最強の資産】だと言えるのではないでしょうか。

なので、時代が変わるごとに価値が変わってしまったり、

パクられて大量生産できるようなモノには価値がないという訳ではないですが、

資産と呼べるかと言うと話は別だと考えます。

会計分野での資産の定義というのは

「将来会社に収益をもたらす可能性があり、

金額で評価できるもの」として判断されます。

しかし、『将来収益をもたらす可能性のあるもの』という判断はもはや意味を成さなくなっています。

例えば、、、

コロナ禍に入って常識が常識ではなくなってきていたり、

「これからはAirbnb使って世界中転々としたら良いよね~」とか言って

グローバルな社会が展開されると思っていた予想は遥か大きく打ち砕かれ、

ウイルスをキッカケに、あっと言う間に グローバル化を推奨していた経済の流れが、

国境超えること自体がリスクに繋がるようになってしまいました。

こんな事態が起こるなんて2019年の頃に気づいていた人っていると思いますか?

居ないですよね。

つまり、将来の予想なんか不確実で不可能な世の中になっているんです。

明日がどうなるか分からない世の中に変わっているのに、

会計分野の定義に縛られて、

「将来収益をもたらす可能性があり、

金額で評価できるものが資産なんだ!!」

と考える事が危険すぎるという事です。

将来収益をもたらす可能性があり、金額で評価できるものが資産という考えを基準に

投資してみたり、時代に合わせた取捨選択することは、

不確実で、複雑な世の中(VUCAな時代)を鑑みても、

専門家の方ですら非常に難しいと思うんです。

VUCAは、こちらの4つの単語の頭文字をとった造語。 
V(Volatility       :変動性)
U(Uncertainty  :不確実性)
C(Complexity   :複雑性)
A(Ambiguity    :曖昧性) 

極端な考えだと思うかもしれないのですが、

資産となるものはマネされないものと理解しておけば、

詐欺にあってしまったり、美味しい話に騙されることは確実になくなると思っています。

なので、

1、真似されない

2、自分にしか生み出すことの出来ないこと

こういったのがこれからは益々資産価値が高まると考えています。

つまり、どんなに時代が変わっても、

将来的に収益をもたらす可能性がほりゃららではなく、

価値があると思ってくれる人がいて、真似されないこと

これこそが【真の資産】であり、価値を高め続けてくれると判断できます。

そして実は、、、

この真の資産というのは、

誰にでも価値を生み出すことができます。

どういう事かというと、、、

真似されないものの代表例としてストーリー

つまり、あなたが今まで何をして、、、

どんな経験をして、、、

どんな知識を蓄えて、、、

それに対して今何をして、、、みたいな。

あなたからしか生まれないストーリー、

物語りというものに価値が生まれるということです。

だってどう考えても、あなたと全く同じ日に生まれて、

同じ故郷で育って、同じことをして、同じ感情を感じて、

同じことで悩んで失敗して、苦しくなって、

でも負けじとチャレンジしていって・・・

こういった人、います?

世界中探し回っても、100%絶対に居ないはずです。

私がいつもお伝えしている【大好きなことで働いたらそれで良い】という事に繋がるのですが、

あなたそのものに価値があるんです。

あなたの存在自体に、ということです。

なので、この人は凄い!とか、、、

この人に憧れる!とか、、、

この人を応援したい!とか、、、

この人の考え方をもっと知りたいな!とか、、、

こういった価値を感じてくれる人が増えるような事にチャレンジするというのが、

これからの時代、物凄く大事になってきます。

なので心の底から『私はこれが大好きだーー!!!』と思える事に没頭してください。

そうすれば、必ずどこかで壁にもぶち当たるでしょうし、

失敗するでしょうし、その失敗を乗り越えようとチャレンジをする。

そういう過程に少しずつ価値が生まれ、

あなたを尊敬する人だったり、あなたに憧れる人が出てきたり、

あなた自身が資産になる。

私はそうやって「資産」を捉えているので、

モノに価値って1ミリもないと思っています。

もちろん、【モノ】と一言でいってしまうと語弊があるかもしれないですが、

モノ自体に、、、価値がないという事です。

モノではなく。そのモノが出来るまでの過程だったり、

そのモノが生まれる事でどういった生産性を作ってくれるのか、、

こういった部分に価値があるだけで、

モノ自体ではないという事です。

説明が下手でごめんなさい。

「モノそのものに価値が生まれている訳ではないよ」

ということです。

今年の4月にナイキのシューズが1.9億円で売却されたニュースがありましたが、

このシューズは、 アメリカのラップ歌手カニエ・ウェストさんとナイキの共同制作でつくられ、

カニエ・ウェストさんご本人も着用したシューズでした。

スニーカーとして過去最高額の180万ドル(約1億9000万円)で売却されたのですが、

シューズだから資産価値が生まれたのではなく、

ナイキとカニエ・ウェストさんのコラボスニーカーであり、

ご本人が実際に履かれたということが価値を高めた大きな要因だと思います。

という風に理解することが大事なんじゃないかなって思います。

私もナイキは大好きです。

ナイキはTシャツでもシューズでも使わせて頂いています。

ナイキに価値がないという事ではないのでその点ご理解いただきたいのですが、

価値が高まるモノ・コトという視点で物事を追求していくと、

価値がどこに付随しているのか?

という点を踏まえて資産とは何なのか、、、

と紐解いていくことがとても重要です。

その上で、価値がどこに不随しているのかを明確にしないまま、

会計分野の資産の定義で判断すると大きな失敗を招くことになるよね。

というお話でした。

結論ですが、お金の使い方というのは、

ビットコインに入れていこう!とか

お金を分散しておけばいい!という小手先の考えではなく、

時代が変わっても通用するようなお金の使い先として

以下2点を抑えておくと後々必ず楽になってくるはずです。

1、ストーリーが生まれる事にお金を使う。

2、あなただけのストーリーが生まれる過程で必要になってくる

【知識を得るためにお金を使う。

この2点を基準にお金を使うことをお勧めします。

今回の内容上手く伝わりましたでしょうか?

上手く説明できず至らない点もあったかと思いますが、

今回は『モノ自体に価値なんて無い』

というテーマでお話しました。

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

それでは今日も1日充実させていきましょう!

ハルカでした!

あなたからの感想や、もっとこんな事も知りたい!

という内容があれば是非コメントお待ちしております。

ではでは。